2007-01-01から1年間の記事一覧

入院編(33) 総括〈上〉

カウントダウン、あと三日。 読む本も尽きたので、今日からは雑記駄文を書き連ねることに専念しよう。 始まりを振り返れば――もう一ヶ月以上前。同僚らと食事して、その夜、急に激痛が襲ってきたんだっけ。 アレの凄まじさ、そして苦痛を堪え脂汗を流しながら…

 ビートのディシプリン SIDE4

――いつかそれを見つけられるだろう、って、三つの中にずっとあるのよ、それが。 それが二つなのよ。きっと二つなのね。それで充分なのよ、うん。それで完璧なんだわ。 全四巻完結! 全ての謎が明らかに! ……となるわけもなく。曖昧なものは曖昧なまま終わっ…

入院編(32) 叩きつけるように、流れ去るように

栄養指導を受けた。 食事規制――中でも脂肪制限が厳しいのなんのって。 これじゃ退院祝いに焼肉踊り食いとかできそうにないなー。

 ビートのディシプリン SIDE3

――なんか好き勝手なことを……適当なことを、偉そうに……! それ、いつものコトですよ九連内さん。 それぞれ属す所が違う異質な三人パーティとなったビートの前に現れたのは、次なる刺客モータル・ジム! 謎を謎のまま残したままで、しかし事態は多くの能力者た…

入院編(31) 枠組みの中で、定石を踏まえ、段取りに従って

入院して知ったこと。 『仮面ライダー電王』が面白い。男女ともにキャラが素敵。コハナ蕩れ。 是非一話から観たいのう。DVD借りるかのう。

 ビートのディシプリン SIDE2

――みんなで一緒に食べることが“おいしいご馳走”だとすると―― つまり俺にとっては、あんたが“ご馳走”ってことか? 立ち塞がる新たな刺客、バーゲン・ワーゲン。 その異様にして苛烈な攻撃というディシプリンをビートは如何にして潜り抜けるか……! という感じ…

入院編(30) 犠牲と代償と

医師「キミ、来週末には退院できるかもなんだよ!」 俺「な、なんだってー!?」 突然の宣告。 それを無慈悲だと感じるのは、社会復帰をダルく思う以上に、あの娘に会う機会が減ることがツラいからに他ならない。

 ビートのディシプリン SIDE1

――彼は、その試練の中で、最後まで自分の力だけで足掻き続けなければならないだろう――。 買ったまま積んであった全四巻を持参し、この機会に消化致す。 とゆわけでブギーポップ・スピンオフ、統和機構の合成人間ピート・ビートを主役に据えた番外編。 物語が…

入院編(29) 過失をするは我にあり

相手に嫌がられない程度の、適度な距離の取り方が難しい。その感覚がしょっぱくも妙に快い。 ヤマアラシのジレンマと笑わば笑え。 wktkしながら返事を待つ緊張が俺を生かしているという感覚だけは間違いじゃない。

入院編(28) ノーバディノゥズ

毎日のメールが超楽しい。 忘れかけていたこの感覚、日溜まりの暖かさ、心躍る春の匂い――これが恋だ! ところで、全然関係ない話なんだけど。 ここ最近読み続けてきた“文学少女”シリーズ、第五巻を持参してないコト(寮に置き去り)に気付いて軽く鬱。 ここ…

 “文学少女”と穢名の天使

――ななせは可愛い。本当に可愛い。世界でいっっっちばん可愛い。 禿同。 でも遠子先輩は捨て難いし、演技派暗黒系の千愛っちも惜しいし、心葉をモノ扱い犬呼ばわりする彼女にもシビれる憧れる! あぁ揺れ動く俺の気持ちの行方は如何に! とゆわけでシリーズ…

入院編(27) ピンクと白の縞模様

うはwww愛しの君とメアド交換ktkrwww 食事が流動食から三分粥へアップグレードしたことも素直に喜べない……。 いくら美味くて、いくら退院が近づいてもなぁ。

 “文学少女”と繋がれた愚者

――わたしは、ここに、ちゃんと存在しているわ。 シリーズ初泣き。遠子先輩アドリブ大爆発のシーンで。 「悩みのない人間なんていない。苦しんだことのない人間なんていない。一度も失敗したことのない人間なんて、この世にいない!」 この近辺は特にヤバかっ…

入院編(26) プディング

ついに流動食解禁。 打ち震えんばかりの歓喜とは裏腹、久しぶりの重みに胃袋が別の意味で打ち震えた。危うくビックリゲロ。 しかし完膚無きまでにオールリキッドなのなー。 スープとホットミルクとジュースと重湯。あとゼリー的なデザート。 こんなにも軽い…

 “文学少女”と飢え渇く幽霊

――あなたは“文学少女”のわたしに、ヒントを出しすぎたわ。 琴吹ななせktkr! なんだこのベッタベタなキャラクタは! ああ胸が躍る! いいぞもっとやれ! とゆわけでシリーズ第二巻、前回にも増して重くシリアスなストーリーについてこれるか。 くぅっ、…

入院編(25) 16 35 11

朝イチからCTなんで、ちょびっとだけ早起きして採血、採尿、フォイパン&ガスター。 まぁ早起きっつっても消灯が早いから睡眠不足ってのは決してなく。 あぁでも昨夜は自主的に消灯を延長して『エースコンバットX』をプレイしてたんで、睡眠時間は実質六時間…

 “文学少女”と死にたがりの道化

――わたしは二年八組天野遠子。ご覧のとおりの“文学少女”よ。 ようやっとこのシリーズに手を出せた……刊行毎に買って積んでおいた甲斐が、今! お話としては、あとがきにあるように思いの外シリアス路線。 人の奥に隠されたドロドロの心模様がわりとシビアな描…

入院編(24) ヤベザイル

「天使とダンスでもしてな」 ぐは、格好良すぎるぜ。 昨夜、めちゃイケの合間で流れた『エースコンバット6』のCM、あのたった十五秒でXbox360が欲しくなった。 いやまぁ実際に買いはしない――っていうか実状的に買えないけどさ。

入院編(23) 無味無臭

取り立てて書くコト無いなー。 とはいえ、昨日の夜ちょっとイイコトがあって浮かれ気味のpseudo。病床生活を忘れて走り回りたいくらいに。 しばらくすれば進展が期待できるんで、それまでは辛抱するんだ俺……! 追伸 あしたは ゾロ目祭 です

 SPOOKY

――積み重なったキモチを踏みしめ 色あせてゆくキセツを拾う 立ち止まれずに、忘れられずに 今日もいつか、思い出になる 銀の指輪、トルコ行進曲、昔のバイト仲間との再会――そしてドイツの片田舎グラスラグラス。 それは口下手な誰かが囁く言葉のように訥々と…

入院編(22) エレクトリック

たたたたた退屈に殺されかねん……!

入院編(21) 三週間経過

着々とよくなってる、んだよな俺? 一応の証拠として、今朝からついに水分の摂取が可能に。ただし水かお茶かポカリスエット。 まぁ嬉しいんだけど、本音を言えば、固形物を食うまでは俺の心が安まることはないのだ。 主に、肉。 にくー にくー で、今日は朝…

 夜明けの街で

――いいことを教えてやる。 赤い糸なんてのは、二人で紡いでいくものなんだ。 とゆわけで、はじめての東野圭吾。 先輩が入院した俺に貸してくれた一冊。 トータル336ページで、見た目ほど長くもなく、昨日と今日だけで読了致した次第。 アレだな、思っていた…

入院編(20) 火傷の経験値

あー、今日で二十日目かぁ。

入院編(19) 一日一セクシー 〜心のかけら

ああっ、勇気が出ないっ。知ってはいたけどヘタレだわ俺! 本を貸す、という行為でもって次に会える確約と代えている情けなさ。 実際そのとおり会えているにもかかわらず、連絡先一ついまだ聞き出せずにいる肝の小ささ。 いや、その全てがあまりに俺っぽすぎ…

 四季 冬

――その言葉こそ、人類の墓標に刻まれるべき一言です。 神様、よくわかりませんでした……ってね。 春を発ち、夏を過ぎ、秋と別れ、ようやく冬に終わる。 俺みたいな凡人には「すげぇ……」の一息で精一杯、時空から乖離した彼女の世界は、言葉じゃ括れないくらい…

入院編(18) ごらん、これが、人間だよ

シャワー、解禁! き、気持ち良すぐる。 ぬあーっ、とばかりの勢いで垢やら雲脂やらを流れ落とす快感。 シャワーはリリンが生み出した文化の極みだよね。

入院編(17) YMS-15

昨日に増して何もない一日。 外はこんなにも天気がいいのに、呆れるくらい俺にはするコトがない。 VPをちまちま進めてみたり(現在Chapter8)、 『四季 冬』をちまちま読んでみたり(現在第2章)、 気が向くままにクロスワードをちまちま解いてみたり(現在…

 四季 秋

――会話して下さい、私と。 ――うん、ときどき、君って、わけのわからないことを言うよね。 やめられないとまらない。 いやはや、今巻で如何に自分が犀川&西之園コンビを好いているか思い知らされたね。 二人の睦まじい会話パートだけでご飯三杯はいける――っ…

入院編(16) セクシー心理学

躰は日に日に良くなってきてるらしく、今日は洗濯が解禁された。 いちいちワンフロア上の洗濯場まで行くのは面倒だけど、洗わないと不足するからなぁ……主に下着類が。 あとは特になーし、安静にしてろってくらい。 あ、愛しの看護婦さんとは、会えば話ができ…