新世紀エヴァンゲリオン 第12巻

新世紀エヴァンゲリオン 12 (角川コミックス・エース 12-12)

――この世界にもう希望などない。おまえが私と同じように世を憎むなら、私と共に復讐者となれ。




おおおおおお、表紙かっけええええええ!
と思ってページをめくってみると――
   
――俺の嫁俺の嫁じゃないか!
やっぱ貞本氏の描くアスカは他の何物にも代え難い! ハラショー!


とゆわけで漫画版エヴァ第12巻。
戦略自衛隊ネルフ本部に攻めてくるあたりのエゲつなさは、まさにあの夏を思い出すなぁ。
旧劇場版をなぞる形で進んでいるようでいて、しかしどこか違っているこのコミカライズ。
そう、蹲るシンジくんの許に現れた救いの銃弾を放ったのがミサトさんでなく碇指令だったりな!
いやそれ以上に、生身でA.T.フィールド展開しちゃったりで、お父さん一人で超展開。
でもその登場のおかげで碇指令の胸の裡が吐露されたりして、結構イイ味を出しているんじゃなかろうか。


そしてアスカ復活(偽)!
このへんは旧劇どおりのドンチャン騒ぎ。
艦を投げるわ空を飛ぶわカカト落としかますわ、アスカさんやりたい放題の巻。
願わくば――劇場版と違って、真の意味で彼女が救われることを願うばかり。



あ、でも今巻で一番燃えたのは、手榴弾の信管を口で抜くミサトさんです。
オットコ前すぐる……!