ぬらりひょんの孫 第10巻
――無知も度が過ぎるとかわいげがないな。遠野の産土では習わなかったのか。
京都編――は間違いないけども、前回宝船で出立したリクオ一行はややメインから外れ気味の今巻。
前半戦は花開院陰陽師側のストーリーが主体です。
前回、陰陽師三強あたりがガチで羽衣狐に挑んだ結果が描かれていなかったわけですが――。
心の弱いところをつけ込まれた秋房が、まさかの敵サイドに回るという展開! しかも、結界殺しの武器を携えて!
とゆわけで、ゆらvs秋房が前半のヤマ。
うぬぅ……鏖地蔵マジきめえ……。
けど十三代目花開院秀元と羽衣狐の邂逅シーンは何気に燃えたな!
秀元氏は飄々としてて掴みどころがないものの、この人(?)ほど頼りになる陰陽師もいないという事実。
いや、今回の竜二は格好良かったですけどね!