デトロイト・メタル・シティ 第4巻

デトロイト・メタル・シティ 4 (ジェッツコミックス)

――あ、凄い。音楽が世界を壊しよん。



台詞抜粋は「やっぱヘルヴェタは最高にグルメだぜ」とどっちにすべきか悩みに悩んだり。
というわけで、アホらしくて笑えるというセンスにおいて、俺の中でジェッツコミックス二柱神のうち一つ。もちろんもう一つは『ユリア100式』ね。
メタルの祭典“サタニック・エンペラー”も佳境、その足跡として次々と伝説を打ち立てていくDMC(というかクラウザーさん)には笑いを禁じ得ない。
徐々に中の人である根岸自体がクラウザーさんに染まっていくところもいいな。もう後戻りできんだろコイツ的な。
しかし程々の色恋要素もあるわりに、ここまでその行方が気にならない展開も珍しい。
いやむしろ相川さんが話に絡んでくると、そのオチに待っているであろうクラウザーさんの新必殺技が気になって困る。