ヘルシング 第8巻

HELLSING 8 (ヤングキングコミックス)

――勝機はいくらだ。千に一つか万に一つか。億か兆かそれとも京か。
――それがたとえ那由他の彼方でも、俺には充分過ぎる!




先生、と叫んで逝くマクスウェル。
お先に、と叫んで逝くイスカリオテ
死が起きている。
こいつはすげぇ。
連載を立ち読みしたとき、ワラキア公国軍が飛び出したシーンには失禁しかけたもんなぁ。
イェニ=チェリ! イェニ=チェリ!
ああ、楽しみが減るからもう立ち読みはしないでおこう。
しかし最後の方の「クリスタニア」の話はなんだか好きだなぁ。
戦いとは祈りであり、祈りとはすなわち戦い。億土の神の世界を降ろすためには、この地上の国が幾つ燃え墜ちても、その果てにイェルサレムが降りてくるのだから――。
なんだかゾクッときた。