氷菓
京都アニメーション版TVシリーズをかなり前に踏破しといて、何故今更。
強いて言うなら、職場で読める小説が欲しかった、その一言に尽きるわけですが。
ほら、ラノベだと挿し絵や口絵でいろいろ問題あるしさ……。
とゆわけで書店をぶらついた結果、巡り合ったのがコレ、米澤穂信『氷菓』です。
アニメ版だと既刊5冊のうち大体4巻までらしいんで、先を読みたかったてのもあるけど。
アニメを先にクリアした所為か、ビジュアルがスムーズに浮かんでくるねぇ。
それが良いかどうかは別にして、小説の甲斐は薄れちゃうかもなー。
『ガンダムUC』の場合はそれが嫌で先に小説を読んだわけだし。
でも今更栓ないことだし、これはこれで楽しまんといかんね。
しかし、やれやれ系主人公は古今東西数あれど、折木奉太郎はなんかイイなぁ。
アクセルのかかった瞬間を明確に見せるキャラが好きなのか俺は。
今巻で言うと、姉・供恵からの電話がかかってきた後。
もう一度検討してみよう。このコピーの束に記されたことの全てを引き出すのだ。
そして、突き止めてやる。三十三年前、関谷純が本当に薔薇色だったのか。
ほうたる〜。