とある科学の超電磁砲 第8巻

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (8) (電撃コミックス)

――その猫を守らなければ、婚后さんの努力が無駄になりますから。
   それに――友人への侮辱に怒りを抑えられそうにないのは、わたくしたちも同じですから。




第二期アニメ化決定の報はさておくとして……。
ついにレベル5、食蜂操祈が具体的に動き出した。
その《心理掌握》は御坂美琴の周囲の人間をも呑み込み、深く静かに襲い来る。
黒子たち仲間を抑えられた今、一番頼りになるのは──婚后光子、その人だ!
とゆわけで《空力使い》大活躍の第8巻。
その噴射能力はパラボラアンテナまでぶっ飛ばすぜ!
そしてなにより、今まで彼女の取り巻きA及びBでしかなかった二人までもが獅子奮迅。
《水流操作》と《流体反発》かー。
異能バトルの見せ方が巧みで、読んでてテンションが上がりまくるったら。
まさに巻末でおから氏が述べているとおり、婚后ら3人組の魅力を再確認でしたわ!


しかしそれを圧して余りある食蜂操祈の色香というかなんというか……。
pseudoは完全に、心理掌握の支配下に置かれておりますので……!