戦国妖狐 第１〜５巻

　　　　

――おめでとう！　今一万通りの未来の中のキミが一人、龍を倒した！

毎巻買ってたけど、今更ながら感想を書いてないコトに気付いたんで、まとめてひとつ。
pseudo一押しの漫画家、水上悟志の作品『戦国妖狐』ですの。
こないだ完結した『惑星のさみだれ』を楽しみにしつつ、別世界の水上節を読み耽られるこの幸せ。
緻密な画を描くわけじゃない、直線が弧を描いていることなんてしょっちゅう。
でも、それが漫画の面白さと同義では決してないわけで。
ほら、画力の違いが面白さの決定的差ではないということを教えてやる……！

ってか、灼――――――――！
うっ、ううっ、でも、戻るよ！　灼岩はきっと元に戻るよ！
……とはいえ憎悪に塗り潰されて果てる真介ってのも見てみたいというかなんというか……。