風に乗りて歩むもの
とゆわけで(?)またもガガガ文庫でございます。
先月の刊行分なんだけどね……いやはやビジュアルイメージだけで買ったわりには面白かった。
幼女とおっさんの組み合わせ、爽やかな後味の一作。
まぁクトゥルー絡みというコトもあってか凄惨な事件で鬱々したりはするんだけどね。
凄惨といえば結構ショッキングな挿絵が一枚あるんだけど、それ、本文とイラストの状況が違ってるんよねー。
ラノベのイラストってたしかに“客引き”的な意味合いが大きいとは思うけど、やっぱ“本文の補足”ってのがその主たる存在意義だよね?
なのに……ねぇ?
そういや似たような件が昔にあったような気が……。
たしかあれは、そう、ブギーp(ry
まぁそれはそれとして閑話休題。
本編の話ですが……冒頭でイラストを貼ったグラニットはもちろん可愛いんだけど、一番の萌えキャラは当然タクシードライヴァのボギィさんですよね!
荒くれオヤジのキャラクタは最初だけ。
グラニットと触れ合うコトで、家族(守るべきもの)の大切さを知り、徐々に角が取れていく。
そんなんだから、
「大丈夫だ。グラニットは強い子だ」
『?? ボギィさん……? 何か……変わりました……?』
「なにィ!?」
みたいな会話をするハメになるんですよ、うひひwwww
……ん、そういえばヴォン刑事の本名って何なんだろ。
本編で示されるヒントは幾つかあって、
・欧州のほうの貴族の末裔で、昔は城まで持っていた
・現在では落ちぶれた
・何とか=ヴォン=かんとか=何世
・“フォン”と発音するのかもしれない
といったところ。
そこにクトゥルーの要素を加えて連想されるといえばフリードリヒ・ウィルヘルム・フォン・ユンツトかなぁ。
無名祭祀書の著者で云々ってくらいしか知らないけど。
まぁそれ以上の確定要素もないしなぁ。ふむ。