3月のライオン 第2巻
羽海野チカブーム。
ハチクロに続いて、狙い澄ましたように新刊ががが。
とゆわけで『3月のライオン』第2巻。
これ、連載が開始された当初は、あのメルヘンタッチで如何にハチワンばりの将棋バトルを魅せてくれるのか……なんて思ったりもしたけど。
今回のラスト二話を読むだに、将棋戦よりも棋士たちの生き様描写がメインなんだなー、と改めて。
棋士にもいろんな人がいる。
家族が、虚弱が、孤独が、老いが――様々な背景がある。
それらが淡いタッチで、しかし独特の彫り込みで描かれていく。
それは、なんて重い。
零が胸の裡とともに絶叫して吐き出してしまうくらい。
……とかなんとか言っても、まぁ、香子がやけに気になるpseudoですよ。
ヒナちゃん一筋なはずなのにっ、危うい少女には心が揺らぐ!
毒婦! 毒婦! ああっ、なじれ俺を!