惑星のさみだれ 第6巻

惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)

――もし……生きて帰って来れたら、……そうね、まずはオムライスから始めるわ。




pseudoが推して止まない漫画家、水上悟志ですよ。
惑星のさみだれ』6巻来ました!


あぁもう、読み終えてから表紙を見返してマジ泣きよ今回。
ネズミの騎士・日下部太朗と、カマキリの騎士・宙野花子のおはなし。
や、もちろん今まで大して語られていない茜太陽のエピソードが冒頭にあったのも印象的ですけど。
しかしこの6巻の副題にもなっているとおり、勇者、そう日下部少年の雄姿に全ては尽きる……!
初登場時から

     「男だろ? ランス=リュミエール!」
     「勇者だぜ、日下部太朗!」

なんて台詞回しでシビれさせてくれた彼ですが、この漫画で逝く奴らはどうしてこうも熱いんだか……。
正直、目からオイルが止まりません!



魔法使いアニムス率いる泥人形との戦いもいよいよ佳境。
それぞれの思惑と、個々人の悩み。
そういった一切合切を含めて、空に鎮座するハンマーが地球を叩き潰す日は来てしまうのか。
はたまた、姫君の拳が大地を穿つのか。
――獣の騎士は、あと九人。