さよならピアノソナタ 第2巻

さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)

――言葉じゃ、伝わらないなんてことはよくあるんだ。




連続読了第2巻。
あああああ実家帰ってきて何やってるんだろう俺は。
でも面白かったからよしとする。


ただ――この第2巻、面白くとも爽快であったかといえば話は違う。
前回ラストでついにメンバー四人が一つのバンドを結成し、それから。
それぞれがこのバンドに居る理由、居てもいい理由を内に秘めたり探したり解ってなかったりでモゴモゴする。
それが見ていて少し苛々したかなー。
ナオの鈍さだけが悪いわけじゃあないんだろうけど、端から見てると、諸悪の根源はおまえだーっ、と叫びたくなるから困る。


って、これ結構ドロドロした展開になるんじゃないのかこれから。
何気に昼ドラばりの四角関係?
うわあナオ裏山C! 俺と代われ!


前半軽め、中盤で落として終盤で持ち上げる展開も王道的で素敵。
でもラストの盛り返しはもう少しカタルシスを感じたかった。
気持ち良くはあったけどね。
打ち上げの飲み会も含めてその分のフォローだったからかなぁ。
音楽を文章にして読者を魅せるのは難しいという話なのかも。
シーンごとにそこで鳴っているのと同じ曲を聴きながら読むってのも一つの盛り上げ方法なのか。
それもちょっと違う気がするし。


とはいえとはいえ。
今後の展開が気になってムズムズしてるのは間違いないわけで。
この可笑しくて切ない恋と革命と音楽の物語は、どう転がっていくのか。
千晶か! 響子先輩か! 真冬か!
俺もクラスメイト男子らと一緒に、この身をいろんな意味で震わせながら見守っていきたい次第。







とりあえずギターやるわ!
ストラトキャスター買うわ!

    ♪  ∧∧ 「`j           /
       (,,゚∀゚)/φ           < 夜の闇の中にある光を目指して飛んでゆく〜♪
       ヽ づ〃) ♪   __r==y_|
      〜〉(_O__).、     |:::::|l;;;;i;;;;i;;;;l|
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