3月のライオン 第1巻

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

――思い出話も何も無く 夕げは進む
   きっとまだ 傷は生のまま 乾かずにこの家に横たわっている



しょっぱいよ。
しょっぱい。
羽海野チカの作品は、やらかいところに刺さって、しょっぱい。
将棋漫画なんだけど、ぶっちゃけそれは作品構成の一要素に過ぎず、結局のところ羽海野色でしかないのだ、良い意味で。
だって将棋作品が読みたければ『ハチワンダイバー』を読めばいい。
俺は、この作者の漫画が読みたいから手に取る。
おなかいっぱい。