かんなぎ 第2巻

かんなぎ 2 (REX COMICS)

――お前の格好があまりにもかわいくてやらしくて直視できないから寄るなって言ってんだよ!




来ました、来ましたよ皆さん、ナギ様にも〝デレ〟の風が吹き始めました。
っつーかこれ、フツーにラブコメしてるじゃん。
メイド喫茶の客がナギにカメラを向けることに苛ついたり、家を出る云々と発言したナギを無意識下の必死さで引き止めようとする仁。
そして、「バイトを辞めろと仁が言うのなら辞める」と微笑むナギ。
あー、あー、あーっ、現在完全にざんげちゃんを大きく引き離しっ、ナギが、ナギが前へ出る――!
また、その陰で、しかし結構な露骨さで動き出すつぐみ。
あーっ、これもまたざんげちゃんをリードしてつぐみが走る、後を追う!
別にメイド姿でpseudoポイント(俺の脳内で加減点)が増加したわけでは決してないが、いろいろいじらしい態度が妙にツボだぞつぐみ――!
でも黒髪ロングは好き、っていうかかなり好きだし、いろんな意味で防御力の低いざんげちゃんのシスター服、そしてやはり存在感最大級の太ももに釘付けだったりする俺は、もう駄目かもしれない。
武梨えり先生にこの身を委ねる他ないのか。
……ところで、物語的には進んでも退がってもいないという実にぬるめの状況で、うん、いいね。
白亜関連から膨らむ道は示されたけど、さてどうなることやら――ってな感じで3巻へ続く。



妖精たん愛好会は、まぁ、うん……いいんじゃない?



最強は先生の母君ということでひとつ。