ブラック・ラグーン 第6巻

ブラック・ラグーン (6) (サンデーGXコミックス)

――メイドだ、くそったれ! メイドがもう一人出やがった!




巷ではアニメの第二期で放送された分が収録されてて云々、って話を耳にするけど、そんなの知らないよ、だってアニメ版見てないし。
でも……金朋声のグレーテルは見たかったなぁ……!


という話はさて置き。
前半のベニー恋物語は、もう、集められた殺し屋連中が格好良いな。
シェンホア再登場も嬉しいけど、そも大好きなんよね、二つ名ってやつが。
“掃除屋”であったり“ザ・ウィザード”であったり“トーチ”であったり。たまらんね。
ああ“グルーヴィ・ガイ”もいたっけか。
そんな強豪無双と戦り合うレヴィ&エダの滅茶苦茶っぷり。案外ダメージを負うところが素敵。
ダメージっていえば、1巻で至近弾を食らったレヴィが脳震盪を起こすシーンがあるんだけど、ああいう「無敵じゃないところ」がいいんよなこの漫画(じゃあなんでみんな撃たれないんだよって声はスルーして)。
非難するとかじゃないけどさ、『TRIGUN』のヴァッシュの場合、勿論痛がる描写はあるものの、撃たれても大丈夫だろって感覚ができてきてねー。
やっぱ一発の弾丸で人は死ぬ――これが露骨なくらいが俺は好きかも。


閑話休題


で、後半、メイド再来。
しかしロベルタは少しだけ。
まぁ長銃ブン回すシーンは失禁級の格好良さだったけどね。

    「サンタ・マリアの、名に誓い、すべての不義に鉄槌を――!」 

今回はとりあえずミニメイド、ファビオラ・イグレシアスのお披露目っつーことで。
かつてロベルタ婦長がやらかしてくれたように、イエローフラッグで大立ち回り。
ケブラー繊維の傘や手榴弾は今のところなさそうなものの、ス、スパッツが! スパッツアクションが! むっ、むちむち!
180度開脚かと思えばサンジばりの回転脚!
弾ける動きで俺の心はメロメロだ! むちむち――!