AIDMA

次の春、間違いなく訪れるのが『異動』というやつで、もう既に新配属先とやらがじゃんじゃん候補として挙がっている。
まぁ何にしても今の職場に留まり続けるという選択肢だけはないはず。
この、いろいろ鬱陶しいことはあるながらに居心地の良い現状は、ざっと見るだに残り半年というわけなのだ。
で、その候補地の中で、一つ興味深いものがある。
詳細については書けないが、要は単身赴任的なもの。
県境も、近畿という枠さえも越えた見知らぬ土地へ行き、今まで知らなかった様々な苦難を知る――とかなんとか。
面白そうじゃね? そういう、自分革命。
まだまだ決める段階にまでは至っていないものの、迷い中。
ただ、今しかできないことだったら、ここで逃がすには惜しい機会だとも思う。
さてどーしたものか。