ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス) ハチミツとクローバー 2 (クイーンズコミックス)

――の1、2巻を購入したわけだが、1冊定価400円のところが中古で350円っつーのはどういう了見だコノヤロウ。だったら新品で買えばよかったさ!
ところで、個人的にはアニメ版のほうが好みかもしれん。
理由は――声の力によるものと、あとやっぱり、あまり関わりのなかった少女漫画畑独特の空気によるのではないかと推測。
いやいや、嫌いとかじゃないんだ、そういうの。
ただ読んでいて思うだに、これはきっと、アニメから入っていなかったら手にする機会のありえなかったジャンルの漫画だな、と感じた。
真実、そう感じること自体は嫌いじゃない。
アニメ化されてそれが面白かったから原作に手をつけるという行為は、人(アニメ化以前からのファン等)によってはひどく不愉快だったりするもんだし、実際俺だって、後からズカズカ土足で踏み入っといて、さも詳しいんだぜとばかりに語りをかます輩に対して不快感を抱いたことはたしかにある。
けど、視野が拡がるというそのことにおいては、プラスじゃなかろうか。
俺なんか昔、妹が買ってた『なかよし』を毎月読んでたし、それは惰性みたいなもんだったけど、それで多くの名作を読む機会を得られた。『あずきちゃん』とかね。
そんなとき、選り好みばっかりしてちゃ良い作品を見過ごすこともままあるよなぁ、なんて思うわけよ。
今回もまさにそれ。
正直、絵面は自分の好みから外れていて、絶対に表紙買いをする可能性皆無な『ハチミツとクローバー』という少女漫画を今こうして手に取って、それどころか中古とはいえ購入して本棚に入れてるわけだ。
んで、これがホント面白いんだからしょうがない。
要は俺の負けなんです。ありがとう。


……さて、何を書いてるのかわからなくなってきた。ここいらでお開きに。
まぁとりあえずは残り7巻、アニメに追いつかない程度に集めていこうと思う。