乙女水滸伝

地獄のような日々……ええ、そりゃもう、体力とか精神力とか体力とか、主にそういうところにエゲツない負担のかかる日々でしたともさ……。
というのも先日4日、それと今日、夜勤明けだっつーのに夕方まで山を登って捜索業務。
いや、山じゃねぇな、あれはもはや密林だった。
イメージとしては、ほら、屋久島とか吉野の山奥で――昼なお暗い森の中、苔生した岩が転がっていたり名前もわからん植物が繁茂していたり。
ああ、林原めぐみ『Iravati』のブックレットを想定してもらえればいいかと。
……実際はあんなモンじゃなく、傾斜45度の非人道的密林だが。
ともあれ休みを返上して働いたわけだ。これで超過勤務手当てが出なかったら俺は泣くぞ。いやマジに。