おおきく振りかぶって 第6巻

おおきく振りかぶって(6) (アフタヌーンKC)

――捕手が投手にしてやれることって、すげえ少ねェ……!




んー、たしかに面白いけど、今までほど燃えなかったかな?
でも中弛みとは違う、ぴりぴりした緊迫が続く中、クライマックス(9回)で爆発する瞬間を待っている感じ。
ともあれ決着まであと3回、次巻を期待したい。


ところで『おお振り』の面白要素の一つに、わりとリアルな家庭描写ってのがあると思う。
学生時代、一度でも運動部を経験したことある人なら尚更じゃなかろうか。
朝練のため、母親にまで早起きをしてもらって弁当を作ってもらったりとか。
あと、今巻のカバー裏の「ドーデモイイセッテイおまけ」が良い。
これ読んでると……昔の、特に中学の頃のバレーボール時代を思い出す。
あのときはただシンドいとしか思ってなかったなぁ。


とりあえず現状、ありがちな色恋話とかはマジでやってほしくない、というのが正直な感想。