昨日は彼女も恋してた

昨日は彼女も恋してた (メディアワークス文庫)

――する。『わたし』だけの秘密にできるって、約束する。




――でも新幹線でまったり読書できたのは役得役得。
最近はスマホに頼りっきりで、なかなかページをめくることができてなかったように思うから。
後ろの席で騒ぐ子どもがもーちょい静かなら、より良い旅だったかなぁ。


とゆわけで久々の入間人間メディアワークス文庫
上下巻の上にあたる今巻、ぶっちゃけまるまる前哨戦といった趣でした。
タイムスリップの夢とロマン、そしてそれに伴う対価。
キャラクタが現代然としてるんで、感情移入しやすく、心情を汲み取りやすかった。
過去の自分と会って歴史を変えてしまったら。
でも、それで失った幸せを拾い直せるなら。
最善ではないかもしれない、でも後悔を少しだけ拭い去れた──はずなのに。
という感じで下巻『明日も彼女は恋をする』へ続く。
なにこのレイニー止め