私と悪魔の100の問答
やったー久しぶりのかどちんだー
とゆわけで、上遠野浩平の書き下ろし小説に手を出してみたり。
書き下ろしってコトは、アレかい? ついに独自の世界で進んでいくのかい?
……と思った矢先、
あらゆるものを嘲笑うのが悪魔ならば、悪魔自身を嘲笑うものは、なんと呼べばよいのだろう?
――霧間誠一〈天使の涙と悪魔の夢〉
やっぱり霧間先生は何処にでも健在でした。流石です。
いや、それどころか例の機関やff氏、あとほら、久嵐さんまでいらっしゃる。
なるほど平常運転だ、かどちんはいつもどおりのかどちんだった――。
ところで今回の主役は葛葉紅葉なる女子高生と、とある人形『ハズレ君』。
もうね、このハズレ君のCVイメージが完全に中尾隆聖に固定されてしまって、なんというか、脳内超空間。
「ひょひょひょ」って笑い声がハマりすぎてこわい。
でも正直、今回の物語の目指すところが俺にはよくわからなかった……。
他の作品を読んでないとカバーしきれないんかな?
だとしたら残念だわ……もうちょいこの人の作品を読み込んでからリトライしようと思う次第。
ただ、最近のバトル推し展開よりも、わりと初期のブギーポップの匂いがして、なんかよかった。
竹泡対談的な?
上遠野キャラの対話形式ってだけで読む価値があったと、俺は思うよ。