惑星のさみだれ 第9巻

惑星のさみだれ 9 (ヤングキングコミックス)

――走れ。道は確信が創る。




いま明かされるアニマとアニムスの未来。
そして並行して語られる夕日とさみだれの過去。
前々から匂わされてきたけど、まさかハンマーで時空を砕いて時を遡ってきてたとは。


惑星のさみだれ』第9巻。
次巻で完結らしいからちょっと寂しいけども、折り返しにあるように、引き延ばしなく密度高くまとめる方が俺は好き。
とゆわけでクライマックス目前の熱い展開が続くわけですが、そらもうゾクゾクしっぱなしですよ。
最後の泥人形ポジディオンの規格外のデカさ、そしてそれすら圧倒する最終領域『流れ星の矢』の威力。
そしてついに魔法使いと対峙する時が来る。
最後の戦いというサブタイトルに偽りなく、間違うことなき総力戦――!


しかし「みなごろしのじかんだよー」にはシビれた。
致死級の攻撃はしないとか言ってたアニムスが全力でぶちかましてくる展開。
この作者はなー、何気ないところでサックリ死者を出すからなー……油断ならんw
願わくば白道さんは生き残りますように……。