惑星のさみだれ 第7巻
――仕方ないだろ、ちゃんとしなきゃ。ていうかかっこつけなきゃ。
あの子達から見たらぼくは多分、……大人に見えてるんだ。
でででで出たで全国の水上悟志ファンの人々!
前巻で勇者の死に涙した諸君、ページを開き物語を進める準備はいいか!
――とゆわけで『惑星のさみだれ』です。第7巻。
まずカラーを五ページも使ってのあらすじにコーヒー吹いた。
いったい夕日は何の夢を見ていたんだ……?
物語は秋、開始から半年が経過したところ。
東雲兄弟の過去、夕日vs三日月の決闘、雪待&昴の願い事ときて、今巻の主役である“少年”茜太陽へと。
軽く飛ばすのも惜しいんで順番に触れていこうか。
やっぱ半月兄貴は格好えぇわ……見てて恥ずかしい格好良さ。
続いて私闘。
「いいなこいつら。惚れそうだ」
なんかアニマ、知的になってない?
最初の頃、天然なんだかアレげな人なのか判らんかったときとは雰囲気が違うというかなんというか……。
何にしても夕日がどんどん熱くなってきてたまらんね、イイ大人の姿を見て変わっていくのがなんともかんとも。
雪待も昴もいい子だなぁ。
師匠に出会えたからというより、この二人だからあんな師匠に会えたんだと考えたい。
ところでロンに初めて対面した寝起きの雪待をどう思う?
ツインテールも悪くない(むしろ好物)が、下ろしてる髪も……ふむぅ、嫌いじゃない……!
そして、魔法使いアニムスに一番近い少年、梟の騎士にして神の騎士・茜太陽。
泥人形と行動を共にし、その真意を仲間たちに晒さないままここまで来て――。
でも彼も、徐々に心中の何かが変わりつつあるようで。
「生きて帰って、ラーメン食べるよ。みんなで食べる」
雪待熱い! 萌え! 間違えた、燃え! いや萌えでもあってるけど! 蕩れ!
そうしてついに太陽は動きだす。
マイマクテリオンの核たる最後の一体と対峙し、そして――。
そんな感じで!
とにかく面白ぇよ畜生、ドラマCD版も超聴きたい!
朝比奈さみだれ: 水樹奈々
雨宮夕日 : 柿原徹也
白道八宵 : 桑島法子
東雲三日月 : 白石稔
ドラマCDに収録されるストーリーは、水上監修のもとに書かれた完全オリジナル。
ジャケットも描き下ろしイラストとなっている。