入院編(7) 5と6は欠番でよろしく

ようやく集中治療が終わって、なのに身も心も疲弊している感があるのは何故なんだろう。
とゆわけで久方ぶりのpseudoですが、きっと三、四日前と比べたら十は老けて見えるに違いない。
大腿動脈からカテーテルを挿入するというプチ手術をしたり、鼻から胃へ直通のチューブを挿入したり(こいつは今も健在だ、憎たらしいことに)。
時折、看護婦さんに『シモの洗浄』をしてもらう機会があったものの、尿道に先客がいたために気持ち良さなんて微塵も無く――。
語るも地獄、振り返るも地獄の、ベッドに拘束された五日間がさっきようやく終わりを告げた。



ああ、一応最初の山は越えたとのことなんで、まずは拍手。
どっちかっつーと、きっとこれからが険しい道になるんだろうなぁという予想は難くないんだけど……。
畜生ーっ、鼻のチューブ取りてぇー!
なにか食いたい食わせろ腹減ったー!