夜桜四重奏 第3巻

夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(3) (シリウスKC)

――あたしが「当たる」と言ったら! 絶対に! 当たるっ!





ヨザクラカルテット。
いやぁ後書きでも描かれていたけど、1巻の頃はこんなに面白くなると思ってなかったですよ正直。
ありがちな展開にありがちなキャラクタ……とか言ってホント申し訳ない。
まぁベタな部分はとことんベタなんだけど。
しかし列車砲の登場シーンにはシビれたなぁ。
ミリオタ女子高生なんて最強すぎるだろ常識で考えて。
まぁツンヘコ女子高生あり、ネコミミチックなサトリ(アオかわいいよアオ)あり、存在が素敵なエロスの看護婦ありの作品なもんで、いろいろ鉄壁のオールラウンダー配置なわけですが。
でも本当に、1〜2巻で見切りをつけたなんて言う人は、もうちょっと頑張ってもいいと思うよ俺は。
盛り上がる場面では結構盛り上がるし、しっとりするときはしっとりする、まさにハートフル×アクション。
イラストレーターが描いてるわりにはストーリーもまずまず(失礼)だしね。



ただ欲を述べるなら、主人公の秋名には完全無欠の普通人でいてほしかったなぁ。
能力者の中の一般人っての、燃えない?