嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん -幸せの背景は不幸-

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)

――君のことを××してるから、やむを得なかったんだよ。




いーちゃん!?
……失礼、みまちまみでした。
自然とそんな戯言を漏らしたpseudoは置いといて、第13回電撃小説大賞の最終選考で物議を醸したとか醸さないとかいう作品、ようやく購入。
実に美味なヤンデレでした。
っつーか、主人公にして語り部のみーくんが嘘つきなもんで、地の文の真偽からして曖昧で困る。
スリードの嵐というか叙述トリック三昧というか――あぁくそ、好みすぎる。


さて、問いかけ続けるは幸せの定義。
様々なシガラミを顧みず信ずる幸せに向かってただただ邁進するってのは、難しいんだろうけど、どこか惹かれるのも事実だったり。
小毬BAD ENDなんて最高だよなぁ。
嘘だけど。