とらドラ3!

とらドラ〈3!〉 (電撃文庫)

――主人がおまえのためにがんばってんだ、もっと喜べ! この鈍犬野郎!




一番イイ台詞は勿論ラスト付近、大河の叫ぶアレだけど……それは読んでからのお楽しみ、かつ読んだ奴なら誰しもが理解してくれる……そうだろみんな?>arl


っつーわけで春田最高の第3巻。
冒頭から中盤までずーっと続く大河のイライラ描写にこっちまでイライラするわっ、という意見もよく耳にするけど、その鬱憤は結局のところ、プール後のやっちゃんの諌めを読めていないからなんじゃないかなぁ。
普段は乳とか尻とか垂れ流してても、芯のところで竜児を支えている母親像。
ああ、マザコンで何が悪い。開き直る竜児も素敵。


しかしまぁ、相も変わらず実乃梨は素晴らしいな。
俺、こんな娘が同級生とか同僚でいたら楽しくてしょうがないと思うぞ。
日常の中に小ネタを盛り込みすぎてて――彼女がいったい幾つなんだ、と惑う以前に、タケミヤングあんたこそいったい幾つなんだよ、と勘繰ってしまうわけで。
えぇえぇ、たらこスパ最高です。
このまま、ママーとかからタイアップ商品でも出してくれないものか。高須家のパスタの素、みたいな。


結論。
やっぱり俺、大河と結婚します。
乳なんて問題じゃねぇ。
そう、それを問題だと思う心にこそ問題が――!
「……あ、あ、あ、あ、あ……」