真月譚月姫 第4巻

真月譚 月姫(4) (電撃コミックス)

――何がわからないの? 約束の時間にはまだ早いんじゃない?




まず表紙のひすこはに、次いで開いたところで手を振る夕暮れさっちんに感動。
あれ……弓塚さんの笑顔が、こんなにも儚く見えて……こんなにも胸に沁みるヨ……?
と、もう一ページ開いてみれば、誰もが夢見たメルティでブラッドなシーン、秋葉対シエル先輩の戦闘にまたも感動。
ヤッベぇよ佐々木少年先生。
僕らが思い描いた月姫的人外バトルの一つの極致がここにあった。
絵で示される鉄甲作用であったり檻髪であったり。
特に檻髪の『射程・視界による略奪呪界』っぷりがズバズバ表現されてて――ああっ、格好良いぞ秋葉! おまえの結界は赤外線レーザーかっつーハナシですよ!


そして迫りゆく真相の姿。
ついに姿を現すロア――もう一人のシキ。
ああっ、ここで缶コーヒーを転がしたりハルオ姿で出てくる演出が憎い! いやニクい! 燃えろ火葬式典! 指先から結界発動! 先輩の膝枕!
これほどまでに期待できる月姫のメディアミックスは過去になかったですね、っと!(いろいろな過去歴々を思い出しながら)