ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

こないだMBSで放映された『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』を観たー。
正直、テレビシリーズを網羅していない身なので楽しめるか不安だったけど――面白かったぞー!
まぁはじめは微妙かなぁと思うところもあったんだけどね?
でも、テレビ版との差異を拾っていくうちに、じわじわ惹き込まれていく自分に気付く。
ドミニクってこんなポジションだったっけ?
ホランドたちの設定がなんかエラく変わってる!
ばか! ばかばかばか! レントンのばかー!
ってかニルヴァーシュかわええwwwムキューwwwww
そして納豆ミサイルでサーカス! ぬるぬる動くよ! これだけでも観る価値ありまくりだわー!


さて。
例の“月の刻印”のおかげで、ネバーランド=テレビ版エウレカ世界、とわかってからはいろいろ繋がった気がする。
パラレルとか多元宇宙って便利な反面、陳腐な設定の素になりがちな気がするんだけど、まぁそれはそれとして。
それよりなにより、これは実にいいセカイ系ですよねー。
世界は結局どうしようもないことになってしまったけれど――きみは、言葉も記憶も喪ってしまったけれど。
ぼくはきみが好きで、きみがいればそれいい。
エウレカ! 俺は、きみが大好きだ!」
そう、きみがいればそれだけで世界は素晴らしい。
捻くれたセカイ系が氾濫する昨今、ひどく直情的なセカイ系を目にすることができました。
    
あとはアレだな、全編通して好き好きちゅっちゅオーラが溢れ出てて、ニヤニヤしちゃう以上に恥ずかしくなるから困る。
まぁレントンエウレカは終始イチャイチャしてるんだけど、俺としてはドミニク&アネモネがハピネスで満足。
アネモネかわいいよアネモネ
でもあねもねおばあちゃんだけだったら平静を保てた自信はないぜ……!
    
――あ、おばあちゃんといえば、語り部のコーダさんが目立ちまくりでどうしたものかと。
三者的に語ってくれるのはいいけど、全部このひと一人に語らせちゃうのはどうなのどうなの?
格好良いんだけどねー。



……と、ダラダラ垂れ流しちゃったけど、ここからはいつものターン。
うわああああん! ラストのロングヘアのエウレカかわいいよおおおおおおお!
最後の困ったような笑顔なんてゲロ吐くくらい可愛い!
    
    



最後に。
ドミニク先生かっこいいよな!
いいとこ持っていきすぎです先生!

    「まだ頭で考えているのか。それがこの8年で学んだことなのか、レントン
    「私はおまえの、その不器用な生き様が好きだ。その生き様を支えるはずの言葉を最後に教えよう。それは――」