緊急スイミングアセント

――と、いうわけ、で。
行ってきましたダイビングおめでとう初体験ですねレポ、と題して、つらつら書いていこうかなと。





  寮を出発。ちなみに起床は四時半だったり。



  予想よりも早くショップに到着。
  wktkしながら待っていると、店長から衝撃の事実が告げられる。
     「勝浦は状態が悪いから、大瀬崎に行きましょうかね」
  ……オセザキ?



  出発。
  面子は、店長、インストラクター二人、んで俺を含めたペーペー三人の計六人。
  途中でコンビニ寄ったりしつつ、高速に乗って、車両は一路ゴーウェスト。
  はっはっは、大瀬崎ってのは静岡県の伊豆半島西海岸らしいですよ?



  沼津SA付近で、フランチェスカ・ルッキーニの痛車に追い越される。
  アキバBlogさんとこで紹介されてたこれかも。
  パンツじゃないから恥ずかしくないもん! だな、うん。



  大瀬崎到着。
  久しぶりに見る海に感動。
  もう感動しすぎて「海しゅごいぃぃぃぃっ!!」って叫びそうになるのを必至に堪える。
  だがそんな馬鹿なことを考えていた俺はこのとき、先に待ち受ける苦難のことなどまだ知らなかったのである……!



  機材やらウェットスーツやらを準備して、レッツ海。
  スタートとして実施したシュノーケリングの段階で、pseudo既に敗北の予感。
  海水って しょっぱいん だナァ みつを

  その後どーにかこーにか深度10mあたりまで潜ったりして前半戦終了。
  いっぺん潜ってしまえば結構気楽にいけるものの、浅海では浮力も相俟って躰をコントロールできないのがネック。
  いや、全ては俺自身の、なんだ、ほら、駄目駄目っぷりの所為なんだけど。



  昼食。
  浜辺のプチレストラン的な処で。
  誰だいったい生姜焼き定食なんて風情もへったくれも無いようなモノを頼んだのは! 俺だ!
  ぶっちゃけ口腔内に残る塩味のおかげで食欲あんまりなかったり。
  とにかく掻き込むように胃へ入れると、気持ちを改めて立ち上がる。
  午後から二本目いくぜ!



  というわけで第2R開始。
  中性浮力の維持って難しい。
  っつーか潜行自体へたくそすぎて困る。
  浮きつ沈みつふらふらふらふら。

  で、また10mほど潜って遊泳ですよ。
  この頃になると気持ちにだいぶ余裕が芽生えてきてて、周りを泳ぐ魚が目に入ってくる。
  アジ、マダイ、アオリイカ、ソラスズメダイetc……見ても到底憶えきれんけど、周囲に群がってくるという事実に驚き。
  さすがに触るまではいかないものの。
  とりあえず、水底に鎮座ましますウツボの威容には鼻血が出るかと思った。



  全行程終了のおしらせ。
  機材を洗って片付けて、シャワー浴びて着替えて、総員撤収です。
  とはいえ帰るまでが遠足ですよ?
  途中、ここらで有名だという弥次喜多なるお店に立ち寄って夕飯。
  蟹の味噌汁美味ぇー!



  最後のトイレ休憩として寄った習志野SAで、マクロスFのポスター発見。
  たしかETCでは速度を落としてね的なキャッチのやつだったと思うが。
  あんまり関係ないよね?
  でもランカかわいいよランカ。



  ショップに帰ってきました。
  店内でログブックを記載して、ようやっと本当に全部が終わったのでした。
  次の予定は判然としないものの、とりあえず十月七日あたりに攻めたい。
  憶えたことを忘れないうちにね。




そんなこんなで、やべぇ、超くたくた。
寮に帰ったら洗濯して、風呂入って、明日の仕事に備えて早く寝ないとなー。